こんばんはナース美奈子です(*^▽^*)
最近、時間が経つのが早く感じます。
今年も1月が終わり、2月も前半になってしまった。
あまりに忙しすぎて、
はてなブログを2か月以上書いていない事に
ビックリしてます。(◎_◎;)
去年の12月に大阪の吉村府知事から、コロナ重症病床が
いっぱいでこのまま行くと医療崩壊になりかねない。
新型コロナウイルスの病床確保のため、
現在、二次救急の医療機関で内科や呼吸器内科があり、
新型コロナウイルス患者を受け入れていない、
112の病院に対して
新たに新型コロナウイルスの軽症・中等症用の病床を
1床でも2床でも引き受けてほしいと要請がありました。
ショボ――(´-ω-`)――ン
- とうとう美奈子の勤める病院もコロナ病棟が出来てしまった・・・
- コロナ病棟が出来て一般病棟ナースは疲弊
- 重症、中等症のコロナ感染者が増えている事がヒシヒシと感じる。
- ナースは体調不良でも働くしかない。
- 民間病院がコロナ病床を確保するのは簡単では無い。
- まとめ
とうとう美奈子の勤める病院もコロナ病棟が出来てしまった・・・
美奈子の勤める病院は二次救急指定の急性期の病院。
去年の12月までは、
コロナ受け入れ病院では無かったので
外来でコロナ陽性者と判明した患者さんは
コロナ感染者受け入れ病院に紹介して送っていました。
それでも、救急で運ばれてきた患者さんで、
PCR検査は陰性でも疑わしい患者さんが来た場合
院内感染を防ぐために、コロナ病床を2床は確保。
12月までは、コロナの疑わしい患者さんは全て
PCR陰性だったのでホッとしてたけど・・・
12月以降、大阪府のコロナ陽性がさらに増え、
これ以上の拡大は医療崩壊になりかねないとの事で、
とうとう、美奈子の勤める病院にも
吉村大阪府知事より要請をうけてしまった。
・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
去年の12月中旬からコロナ病棟開設のため工事と
コロナ感染症患者対応のスタッフの教育が始まり
今年の1月から受け入れが始まりました(´;ω;`)
コロナ病棟で勤める看護師は、病院内の各病棟から選ばれました。
経験年数が10年以上あるベテラン看護師6名
臨床検査工学技師2名、
コロナ感染症専門医師2名でスタート。
看護師は日勤者1名、遅出1名、当直1名で勤務。
コロナ感染者受け入れできる病床数は5床
たった5床だけど、
受け入れるための医療従事者は最低でもこれだけいります。
コロナ病棟に入院できる患者の条件は、
軽症のコロナ陽性者で透析をしている患者のみ。
一般の軽症のコロナ陽性者は入院できません。
只今、稼働中です。
コロナ病棟が出来て一般病棟ナースは疲弊
救急病院は普段から忙しい上、重症患者も多い。
スタッフ不足はどこの病院も一緒だと思いますが、
美奈子の病院も、
初めからぎりぎりの人数で仕事してたのが、
各病棟からコロナ病棟の増設のためにスタッフがさらに減り、
スタッフ補充のないまま、仕事をするので、仕事量は半端ない!
一般の方はあまり知らないと思いますが、
人口呼吸器を取り扱うのはICUだけでは無いです。
当然、一般病棟にも人工呼吸器のついた患者さんはいます。
美奈子の病棟にも数名入っています。
特に冬の時期は、高齢者の重症肺炎、誤嚥性肺炎、
うっ血性心不全など、重症患者も多く、
認知症も一緒に患っている方も多い。(-_-;)
いつも以上に手のかかる患者が増える。
ショボ――(´-ω-`)――ン
さらに、高齢者は治るのに時間がかかるので
どの病棟も常に満床状態。
退院が出ればすぐに入院が入ってきます(´;ω;`)
その上、コロナ病棟が忙しくて手が足らないときは、
病棟のスタッフがお手伝いをするように言われるので
自分の担当の患者さんの処置は後回し、
後回しに出来ないものは他のスタッフに任せてお手伝い。
コロナ病棟が出来てさらに忙しい。
モォー(p`・_・´q)プンプン
コロナ病棟が忙しい時に病棟のナースが応援に行くのですが
応援ナースはコロナ専属ナースでは無いので
手当は無い・・・ヾ(#`Д´#)ノ
流石に、いつも元気な美奈子も限界・・・
忙しいと当然の様に帰りは遅くなるし、
足はパンパン、むくんで痛いし醜いし、
寝ても身体の疲れが取れない(´;ω;`)
重症、中等症のコロナ感染者が増えている事がヒシヒシと感じる。
全国的に感染者が増えると病床数は足らなくなるのが当然だし
特に大阪は高齢者が多く、
高齢者施設のクラスターも所々で出ています。
高齢者が感染すると重症に移行しやすく、
入院期間はさらに長くなります。
重症、中等症を受け入れているコロナ専門病院は
重症、中等症、軽症のベット数が決まってます。
重症者が増えると
必然的に
重症に近い患者さんが中等症のベットに移動され
中等症に近い患者さんが軽症のベットに移動され
埋まっていくので、軽症の患者はホテル療養や
自宅療養になるのが普通です。
当院でも軽症のみコロナ感染者の患者を受け入れる
との条件でしたが、正月明けてから、
当院も中等症に近い軽症の患者が流れてくるようになりました。
それだけ、コロナ感染者の重症者が増えている事が
解ります。(´_ _`)
ナースは体調不良でも働くしかない。
大阪は二次救急指定の医療機関にも
コロナ病床数をさらに確保できてきましたが、
看護師の人数は増えていません。
あまり、一般の方は知らないと思いますが、
何処の病院も人員不足のため看護師の殆どは、
インフル以外のただの風邪なら
38.0度以上熱が出ても解熱剤飲みながら仕事しているのが普通です。
ブラック企業?と思われるかもしれないですが
スタッフの人数が足らないので、休むことで
患者さんにも他のスタッフにも迷惑がかかるので、
出勤するのが普通の感覚になっています。
子供を預けて出勤しているナースは、
子供が熱を出すと託児所は預かってくれませんので、
出勤したくてもできないので休みをとります
これは仕方ない事なので、
子供の為にも休みを取ってもらいます。
ナースは責任感が強い人が多いので、
どんなにしんどくても休みたくても休めないし
休まない(´;ω;`)ウッ…
ナースは体調不良でも働くしかないのが現状。
そんな中、
コロナ病棟のスタッフが感染すると
一般病棟のスタッフが異動になります。
一般病棟はさらに忙しくなり、
看護どころか業務に追われ、
余裕もなくなり、疲労が重なり、病気になりやすくなり、
最終的に看護師を辞めていくのが増えていきます
最悪だーーーΣ(-᷅_-᷄๑)
民間病院がコロナ病床を確保するのは簡単では無い。
大阪府より、二次救急の医療機関に1床でも2床でも良いので
コロナ感染者を受け入れてほしいと要請があり、
大阪は二次救急をしている民間病院の病床数を
少しでも確保できたとの話ですが、
凄い事です(◎_◎;)
これは本当に大阪の吉村府知事のおかげだと思います。
大学病院や大病院と違い、
中小規模の民間病院の病院の構造から考えると、
一般の方はたかが1床、2床と思うかもしてませんが、
普通は1床でも確保することは簡単にはいかないです。
少ない病床数の中に、
あらゆる病気の患者(癌・脳疾患・心疾患・重症肺炎・
慢性腎不全など)手術後の患者、抵抗力の無い重症患者さんなど
入院している中で、1床・2床の病床を作るのにも、
他の患者さんやスタッフに感染しないように
工事が必要だしコロナ専属のスタッフも確保が必要。
まとめ
当院でのコロナ病棟の条件は初めは軽症のみだったのに、
中等症も受け入れるようになってしまった。
それだけ、コロナ感染者の重症者が増えている事が
解ります。(´_ _`)
コロナ病棟が出来て、一般病棟のスタッフの補充は無く
かなりしんどい。
しんどくてもコロナ病棟で働くことを考えると
精神的にはマシだと言い聞かせてる。
コロナ病棟で働くスタッフは、常に防護服、
フェースシールド、N95マスク、手袋をつけての仕事ですが、
本当にこの防護服を着てN95マスクをつけての仕事は
尋常じゃ無いほど息苦しさと暑さで倒れそうになる。
疲れの度合いも半端無いです。
このしんどさは感染症の患者を看護するナースは
知っているのですが、
これが1日中続くこと、
さらに、いつ自分が感染するかの不安など、
コロナ病棟で働くスタッフの事を考えると
職場では愚痴も言えない:;(∩´﹏`∩);:
ほかの病院に比べてまだマシなのが
コロナ病棟に勤務するのは、1か月交代となってます。
1か月ならまだ我慢が出来る。
スタッフによっては、引継ぎがあるので、
1か月半と2か月の勤務の人もいる。
美奈子は今回もコロナ病棟のナースには外れたが、
いつ異動になるか解らない(´;ω;`)
2月に医療従事者のワクチンが始めるので、
それまでは、何が何でも感染対策を強化して
コロナに感染しないように頑張るo(・`д・´。)
最後まで読んで頂きありがとうございました(*^▽^*)
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